日本女子ソフトボールの活躍が目立ちますね。

 

ソフトボールは

『野球をひっ迫』させたようなスポーツ。

 

この言葉は

かつてのアトランタ五輪で

ソフトのコーチをした「デーブ大久保」の表現。

 

これは、記憶に残る言葉です。

 

投球は(野球より)5mも手前から。

打者の体感速度は「160㌔」を超える。

 

かつての王選手のような

一本足打法は、あり得ない世界。

 

足を少し「空中」にする打者は、ごく少数。

大半は「地面」に足をつけて迎撃しますね。

 

 

よく余興番組で

ソフトの上野投手とプロ野球選手が

対決するのを見かけますが。

 

プロ選手が三振しちゃうのは

「自分のフォームに固執」するからです。

 

足をゆっくり上げて

懐を深くとる行為は

ソフトボールでは「ムダ」な世界。

 

むしろインパクトで

グリップを利かせることに集中。

フォロースルーも要りません。

 

 

まさに「野球をひっ迫」させたスポーツ。

 

5m手前から繰り出す

速度120㌔の投球は

打者の体感速度は「160㌔」を超える。

 

足を上げる行為は、自殺行為。

 

間に合わないんですね(人間では)。

 

**

このロジックでいくと。

 

あの阪神・佐藤輝の打撃にも

あてはまる行為があります。

 

これは、再三。

ここで書いてきたこと。

 

 

佐藤の構えでの

右ヒジが「肩ラインより上」なこと。

 

 

このまま10年続けても

上達することはないと

断言しておきます。

 

打てるときは(せいぜい)

「出会いがしらの交通事故」。

 

つまりプロのスピードに

この「右ヒジ」では自殺行為。

 

バットが出て来ませんし

狙いが外れたら、ぜんぶ空振り。

 

打線のつながりを絶つ存在となり。

悪循環に苦しむことになる。

 

(写真は4月。左が佐藤。右が井上コーチ)

 

この五輪期間において

どんな改善が図られるのか。

 

こんなに当たらなかったら

コーチに教えを乞うべきです。

 

多分「答え」は同じでしょう。

 

右ヒジを下げて

Vの字で構えて

トップも(高くじゃなく)後方に

 

7割の力で充分。

スタンドインは可能だよと。

フルスイングで

「場外」に飛ばしたら

「4点入るルール」なら、話は別だが(笑)。

 

とにかく、

ミートの精度をあげること。

ミート率をアップさせることが命題。

 

この五輪インターバルが

大きな分岐点になるかも知れません。