佐藤輝明がオールスターに出た。

 

スター選手と接してみて

また新たな何かを授かったかな。

 

今を生きるスター選手の話しは、

また格別だったのでは。

 

日頃は「ファンの雑音」が聞こえて来る。

 

ファンの期待は2つ。

 

1)ホームラン

2)フルスイング

 

こんな解説もあった。

「対戦投手にすれば

三振も凡打も一緒なんです。

フルスイングが最も怖い」と。

 

つまり、周囲のみんなが佐藤に

「フルスイング」を求めているのです。

 

そんなリクエストに

当事者・佐藤は、どうナンでしょうね。

 

打ちたいが、当たらない。

三振が増える一方。

 

それでもフルスイングを求められる。

期待に応えられない自分。

どうしたらいいのか。

 

**

当たらない理由は

先日解析したとおりで

右ヒジが「肩ラインより上」で構えるからです。

 

 

当初の構えでは、さらに

「背筋を伸ばす準備運動」までやっていて。

「最大限の遠心力で飛ばそう」が垣間見えた。

 

たしかに当初は威力を放った。

 

不調の今

「夏の疲れ」を理由に

周囲は「フルスイング」を求め続ける。

 

しかし当たらないのは「技術的」な欠陥。

マレに打てるのは、偶然です。

 

自分は想う。

 

周囲はなぜ・・・

「スイングを小さくする」のを恐れるのか。

なぜ必要以上の「大きなスイング」を求めるのか。

 

周囲はホントに

「佐藤の将来」を考えているのか疑問。

 

高いトップを作って迎撃して。

投球にズラされたら

ズラされたまんまのフルスイング。

 

振った後に

球が来ている絵ズラをみる。

 

まるで不調時のボーア。

「異常な三振」が多すぎるのだ。

 

ズラされたら

ズラし返して

自分のポイントに呼び込む。

それがミート率を上げるコツ。

 

遠心力を狭めなきゃ。

フルスイングを戒めなきゃ

ミート率は上がらない。

 

ミート率がアップすれば

怪力でホームランもおのずと増える。

 

 

本人も悩めばいい。

悩んで自分で研究するか。

もしくはコーチに聞くかだ。

 

これほどの選手です。

「聞いて来るまで教えるな」と

コーチ陣も待っているはずだ。

 

右ヒジを下げて「Vの字」で構えて。

「7割の力」で打ってごらんよ。

 

自分の将来だ。

意地を張り過ぎるな。

ファンの要望の「犠牲」になるな。

 

合理的に考えれば分かることです。