テレビをつけると

ゲッツーチェンジかと思ったら

ショート大和が後逸。

 

これは、大チャンスをくれた。

 

「1-3」で迎えた8回ウラですね。

一死、一三塁。

塁上には、代走要員が二人いた。

 

しかし、ここは「どやろ」な。

「よう走らせん」やろな。

そやけど、走らさんと

ここは「ゲッツー」なるで。

打者は、ダウンスイングで

プレスヒッターの近本やで。

 

結果は案の定。

いい当たりが災いして

「4-6-3」のゲッツー。

 

「まあ、こんなもんじゃの」

 

オレひとり、胸中でしゃべってた。

 

矢野の「プラス思考」あっての首位だが

いつもプラスに転がるとは限らない。

 

だから二盗を自重したのよね。

 

でも二盗して

一死二三塁にしたらね。

 

ゲッツーは無いし

相手守備位置も変わるし

「イッキ攻撃」になっていたかも。

 

この「一三塁での二盗」についてですが。

 

数年前までのルールでは。

投手が「三塁偽投」しての

一塁けん制球が認められていた。

 

これは一走にとっては、とても厄介で

カンタンにスタートが切れなかった。

 

ところが2017年頃かな。

ルールが変わり、

三塁偽投がボークになったのよね。

 

これつまり「一三塁での二盗」が

劇的に成功しやすくなったワケです。

 

しかも阪神は

三走に植田、一走に熊谷。

「重盗」も考えられる面々です。

 

それでも走れなかった。

 

恐らく

グリーンライト(青信号)じゃなく

ベンチは「赤信号」だったかも。

 

DeNAにすれば、助かりました。

阪神は「近本の一打」に賭けた。

 

今後もある展開なので、書きます。

 

こんなとき。

偽装スクイズ」をするのです。

 

三走は偽走し。

近本は、大袈裟なスクイズの格好で

迎撃して投球を見送ります。

 

捕手は、三走しか見ません。

その間にラクラク二盗成功です。

 

これはかつての

池田の蔦さんが

甲子園でもよくやりました。

 

次の機会に向けて

覚えておいて欲しい戦法だ。