先日のロッテ戦で「涌井」が登板した。
のちにVTRで投球フォームをみた。
これは先日のモノではないが、特徴は
投げた後も「右足が後方に」残っている点です。
涌井の先輩「松坂」を見習ったのでしょう。
横浜高校当時の「松坂」の右足はもっと
「土にピッタリ」くっついていた。危険なほど。
これは流石に「骨盤・腰骨を痛める」からと
西武入団後は矯正されました。
成瀬投手も同じ傾向があるので、おそらく
横浜高校の名参謀・小倉さんの指導だと思う。
松坂のそれは「延長17回」投げても平気。
その「骨盤」の異常なる強さに、
当時の関係者は一様に驚いたに違いない。
危ない使い方ではあるが、理には適っているのです。
右足を、プレートに残したまま投げる。
(フツーなら右足を跳ね上げるのに)
***
例えば・・・どうでしょうか。
アンダースローの投手は?
ソフトボールの投手は?
下から投げる場合。
右足は後方へ残しながら、投げますよね。
ボーリングの選手などは、もっと。
右足を後方に伸ばし切って投げますよね。
つまり骨盤を「イジめるぐらいに伸ばす」ことで
より力強いボールがリリースされる。
***
バッティングは
「バケツで水をまくカンジだ」と。
ボクには、そういう友人がいます。
いわば「下手投げ」の要領で腰を使えと。
スピードスケート選手のような
「腰の使い方」もあるんだと。
つまり。
ロサリオの「右足が後方に」ズレるのを
酷評する人がいるんですけどね。
「これはありなんだ」と書き込みました。
2018-05-14 コイのエッセイ
その直後に甲子園で、横浜・ロペスから
「右足をズラす打撃」で2本もの被弾を浴びた。
「ロサリオ批判」した関係者を黙らせました。
前足を「クロス」で踏み込み
後足を「後方」にズラす。
・・・投手からみると、まるで「ハサミ」の動き。
まだこの「腰の使い方」は
日本では市民権はないけど。
そのうち「ハサミ打法」の和製スラッガーが
出て来るに違いありません。
ボクは、野球の「形式美」より
ホントのことが知りたいだけです。