先日のロッテ戦で「涌井」が登板した。

 

のちにVTRで投球フォームをみた。

 

 

これは先日のモノではないが、特徴は

投げた後も「右足が後方に」残っている点です。

 

涌井の先輩「松坂」を見習ったのでしょう。

 

横浜高校当時の「松坂」の右足はもっと

「土にピッタリ」くっついていた。危険なほど。

 

 

これは流石に「骨盤・腰骨を痛める」からと

西武入団後は矯正されました。

 

成瀬投手も同じ傾向があるので、おそらく

横浜高校の名参謀・小倉さんの指導だと思う。

 

松坂のそれは「延長17回」投げても平気。

その「骨盤」の異常なる強さに、

当時の関係者は一様に驚いたに違いない。

 

危ない使い方ではあるが、理には適っているのです。

 

右足を、プレートに残したまま投げる。

(フツーなら右足を跳ね上げるのに)

 

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例えば・・・どうでしょうか。

 

アンダースロー投手は?

ソフトボールの投手は?

 

下から投げる場合。

右足は後方へ残しながら、投げますよね。

 

 

ボーリングの選手などは、もっと。

右足を後方に伸ばし切って投げますよね。

 

つまり骨盤を「イジめるぐらいに伸ばす」ことで

より力強いボールがリリースされる。

 

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バッティングは

バケツで水をまくカンジだ」と。

 

ボクには、そういう友人がいます。

いわば「下手投げ」の要領で腰を使えと。

 

スピードスケート選手のような

「腰の使い方」もあるんだと。

 

つまり。

ロサリオの「右足が後方に」ズレるのを

酷評する人がいるんですけどね。

 

「これはありなんだ」と書き込みました。

ロサリオの動く右足「はさみ打法」

2018-05-14 コイのエッセイ

 

その直後に甲子園で、横浜・ロペスから

「右足をズラす打撃」で2本もの被弾を浴びた。

 

「ロサリオ批判」した関係者を黙らせました。

 

前足を「クロス」で踏み込み

後足を「後方」にズラす。

・・・投手からみると、まるで「ハサミ」の動き。

 

まだこの「腰の使い方」は

日本では市民権はないけど。

 

そのうち「ハサミ打法」の和製スラッガーが

出て来るに違いありません。

 

ボクは、野球の「形式美」より

ホントのことが知りたいだけです。