サンスポの記事がありました。
2018.5.6 18:00【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】
阪神が広島を追い越すための“戦力アップ”は? 成績不振の高山、大山、中谷、江越らは奮起せよ!
http://www.sanspo.com/baseball/news/20180506/tig18050618000001-n1.html
この漫遊記のラストには、このように書いてあります。
「誰の指導を受けたから…とか、
誰が教えたから…なんて言い訳は通用しません」と。
まあ。
すべて「首脳陣の責」にしてしまうのもね。
(筆者は)気が引けたんでしょうけど。
でもね。
やっぱり指導者なんですよ。野球は。
新人が一年目で活躍したのは、
それは「出身チーム」の指導力の賜物であり。
二年目は「阪神」の指導力の賜物ですよ。
そこは逃げて欲しくないんです。
***
ボクの楽しみ方は「指導者目線」で野球を見ること。
「笛吹けば踊る」は、指導者の力量次第だとみている。
ボクのツタない経験では、
指導者はまず「ミーティング力」です。
アカン指導者は「話しが長い」ワリに、要領を得ない。
「何を伝えるか」「どうしたら伝わるか」に心を砕けていない。
頭の中が「ごちゃごちゃ」だと、話しは長引くだけ。
そういうのに限って「高圧的」な話し方になる。
「部員目線」で伝えるために、ボクは知恵を使った。
全員に目をつむらせ「自分の世界」に入ってもらった。
ボクが質問をいくつも投げかけ、挙手してもらう方式。
その結果を「正直」に公開していきながら。
笑いも交えながら、
みんな方向性が「同じ」なことを確認してゆく。
少しずつ「一丸」にしてゆく。
さらに。野球は「サウンド」のスポーツだと言う。
スパイクで走る「音」を全員、聞きながら走れと。
それがバラバラだと、吹奏楽部ではアウトだと。
スパイクの土を噛む「音」が揃うと、イイもんだろ。
キャッチボールも、捕球する「サウンド」を楽しめと。
部員は自発的に「一丸」になろうとする。
指導は「気づかせる」センスが大事。
個人レッスン然りで「実験しよか?」と誘導した。
もう15年ほど前の話し。
***
阪神は、首脳陣をあえて若返りさせました。
指導者が若いと、やはり「引き出し」も少ない。
苦労人ほど「引き出し」が多く、接し方も柔和です。
逆に「引き出し」がないから、高圧的になるのです。
あの柔和な「掛布二軍監督」を更迭させた球団を。
全選手はプロの目で、ちゃんと見ています。
「上意下達」を肌で感じたのではないでしょうか。
成績不振の高山、大山、中谷、江越・・・。
彼らは一生懸命やっている(責められない)。
キラリ光る個性を一個ずつ、いかに適切に育てるかだ。
預かった以上、やはり指導者には「責任」がある。
そこは逃げて欲しくないのです。