阪神が日本シリーズ進出。

和田監督も「チャンピオンは巨人」と明言。

トーナメント大会でよくあるのが
大会期間中の「二週間だけ絶好調」なチームが優勝してしまう。

今回の阪神は、まさにそれ。

年間144試合で阪神は
タイトルホルダーが「5人」も出た。
に関わらず「首位に7差」もあいた。

理由は「それに準ずる者」の数が足りなかった。
1年間を戦うには、有効なコマが足りなかったのだ。

しかし短期決戦ともなれば、話しは別。

この「5人」を有効に使えば、チームは波に乗れる。

まずは我が阪神
「短期決戦向きの男の子」が多かったこと。

それと和田監督が
「短期決戦向けの采配」をしたことだ。

この人の采配はいつも
一年間「144試合」を意識していたと思う。

とにかく「正攻法」にこだわった印象が強い。
送る場面では「徹底して送りバント」を命じ、失敗・・・。
相手は「和田采配を見越して」シフトを敷くからね。

たしかにセオリーは大事だけど、采配というのは
「やるとみせかけて、やらない」
「やらないとみせかけて、やる」のが基本だ。

ところが短期決戦での和田監督は
「臨機応変な采配」をしていた。

ベンチ内では、多数のコーチが周囲に集い
その助言を生かした結果かもしれません。


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それに阪神は元々
東京ドームを得意としていた。

つまりドーム内は、打球が飛ぶ。
これに阪神打線は勇気づけられる。

つまり「環境」が
阪神優位に、巨人劣位に働いた。

これに黙っていないのが
読売のハマキをくわえたオーナーだろう。

きっともう・・・「東京ドームの屋根」を
業者に発注しているのかもしれない(笑)。


それと年間「7ゲーム差」を
わずか1敗のビハインドで
同じ土俵に立てるこの制度だ。

勝った阪神でさえ、分をわきまえた。

このままでは
あのペナントレースを制した瞬間の喜びは
もう味わえないのが、ファンとして残念だ。

こんなバカバカしい制度は
あの「老害オーナー」の発言力でもって
即刻停止にしてもらおう。

「毒をもって毒を制す」って言うじゃない(笑)。