挑戦#2 | おやじ劇場(wedia-t.com)

挑戦#2

昨晩、戦いました。難易度の非常に高い商品のプリント依頼をあるアパレルさんから頼まれており色々方法を考え実行しました。

型数も多くSTAFFに任せておりました。夜の7:00の段階で半分も終わってません。
お客さんも心配で何度も訪ねてきてました。

「あとどのくらい?」
「半分くらいかな」
「このペースじゃ朝までかかるじゃないか!」

「よし、俺がやる!!」

という事でオヤジ登場です。明日が展示会なのです。これ以上待たせるのも申し訳ないし、STAFFも帰れなくなります。このやり方が正しいとは思いませんが致し方ないかな。

我々加工やはリズムとノリも大切かと思います。今回のお客さんが求める”ノリ”とオヤジの持つ良い意味でのアバウトさが上手く合致したようです。

我ながら良い仕上がりになったと満足してます。今までの経験と知識とを合わせ、後は気合いでやってみました。やはり恐れずに挑戦する心が大切だと感じました。STAFFを弁護する訳ではありませんが、経験不足によりびびってしまうようです。失敗が怖い、上手くいかなかったらどうしよう、こんな思いを抱えながらの作業なのでどうしても遅くなるのでしょう。

実はこのお客さんも当社の持つこの”気合い””ノリ”に期待してたようです。50社ほどのプリント屋さんに打診したそうです。どこも断られたそうです。その判断はある意味正しいと思います。

効率、利益の点で言えば違う仕事を取ったほうが良いのはオヤジも理解してます。
しかしそれでは発展がないし、時代の要望にも答えてないと判断して今回挑戦しました。

やってみてあるヒントも掴みました。効率も高めれるとおもいます。やらなければ進まないしノウハウも得られません。ここの所こんな問い合わせが増えてます。これを機会に特化した得意分野として売り出してもいいかもと思います。


「これは凄い出来だね!」
「はい、ありがとうございます」「さすがですね」
「いやいや、これを考えてやらせたあなた方も凄いよ」
「ところでこの作品うちのギャラリーにのせたいんだけど、だめかな?」
「うちはいいですけど、大丈夫ですか?こんな仕事きちゃいますよ」
「ん..  なんとかするさ!!」


そんな訳で近いうちに今回の作品を載せたいと思います。「水と空気以外プリントする」
と公言してる以上懸かって来い!出来ない事はない。無理とか難しいとの気持ちが出来ない原因だと考えます。

発展している企業は必ず裏でこのような挑戦があると思います。考える頭脳と挑戦する心があれば前に進むはずと信じて今後も取り組んで行きたいと感じた夜でした。

体も疲れているのだから帰って寝ればいいのにそれが出来ない親父2人。なじみ(というより押し掛け)の店「とんとんみー」で軽く(軽くだよ)語りあってしまいました。

単なるプリントTシャツでは売れなくなっている現在。こんな特殊な方法を苦もなくこなすのが必要不可欠の時代だと感じます。当社のお客さんもそれを望んでいるようです。

ここ迄読み直してみてオヤジ冷静に冷静に!本生産の事も考えなければいけないし、一番大切なのがSTAFFのモチベーションをどうここまで持っていくかだと思います。
実際の作業は大変です。面白がっているだけではいけません。だってやるのは当社のSTAFFですから。みんな指導していくから付いてこいよ!(オヤジがやってたりして?)

今週の過ごし方

実は内部で多少トラブルがありオヤジは代打からレギュラーに昇格です。
そんな訳で”飲み”は当分お預けかもしれません。
...... とか言ってより遅くなって飲んでるオヤジの姿が想像できます。