人の心に灯をともす

【相手に花をもたせる】№941


斎藤一人さんの心に響く言葉より…


たとえばの話、前から新幹線が猛スピードで走ってきているところ、「よし、勝負だ」とかって、自分からドンってぶつかっちゃったら、バカだよ。

だけど、ちょっとよければ風くらいしかこないよね。

それと同じで、いいたいことをいって、人と意見が食い違ったら、自分が正しくても、「相手が正しい」ということにして、自分がスっとよければいいだけなんです。


「いや~、いいこと聞いた、いいこと聞いた」とかいって、別の場所で、また自分の意見をいってればいい(笑)。

そしたら、風くらいしかこないよ。


それで、よけるときのポイントは、「あなた間違ってるよ」といわれたとき、「ホントだね。そうだよね」っていう、その速さね。

一人さんなんかの場合、もう速攻、折れて、「そうだよね」っていっちゃう(笑)。


そうじゃなかったら、自分がなかなか折れないでいたら、最後に遺恨を残すことになるからね。

第一、どっちの意見が正しいかって、当事者が決めることじゃないんだよ。

そばで、双方の意見を聞いてる第三者が決める。


「あの人って利口だね。

自分が正しくたって、相手に花もたしてあげて、さっと、よけた」

って周りの人が決めてくれるんです。


だから、意見が食い違ったときは、お互い正しさをいい合う必要がない。

「相手が正しい」ってことにして、さっとよければいい。

そうやって、人と争わないことが正しい。


精神論でもなんでも、理論でもって「あの人をなんとかして説き伏せよう、説き伏せよう」ってやっちゃう人がいる。

人と人が会って話すときは、お互い知らないことを知り合えばいい。

そうやって楽しい時間が過ごせれば、それでいい。

そのために、精神論なり、なんなりの理論がある。


ところが、人は、その理論で、いい争っちゃう。

相手が出てきたら自分が下がってあげる、って決めておけばいいんだよね。


「一人さんその考えは間違ってるよ」

って、今、いわれたら、私は

「その通りだね。あなたが正しいよ」っていう(笑)。

言い争いはしたくないし、人は人を変えられないからね。

『愛される人生』KKロングセラーズ



面と向かって否定されたり、バカにしたような意見をいわれると、カチンときて反発したくなる。

バカにされたり、否定されたり、プライドを傷つけられることは、普通の人は耐えられない。


でも、いくら大声出して相手を言い負かそうとしても、相手が折れて、

「私が間違ってました。ごめんなさい。」などなることはほとんどない。


結局、後味が悪くなるだけだ。

家族や友の根源的な誇りや名誉を守るためならいざしらず、自分の安っぽいプライドを守るためだけに、人と争うのはあまりにバカバカしい。


「あなたの考えは間違っている!」と言われたら、間髪(かんぱつ)をいれず、「ゴメンナサイ。私が間違ってました」と言えるような度量の深さがある人はとても魅力的だ。

「相手が出てきたら、自分は下がる」


『相手に花をもたせる』、余裕ある人でありたい。






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