5月23日火曜日

仕事はある日。

妻は娘の一人暮らしをようやく容認してくれ、一人暮らしの手配に奔走しなければ、という日。

娘は妻からの避難先で、旅館から大学に行く。今日はバイトはない。

出勤前に妻とメッセージを交わし、一人暮らしの方向性を探ったり、娘の起床を確認したとかそれは私がもらってた連絡なのにと軽い恨み言を言われたり。

それでも、少しくらいは娘とメッセージしたいな、と希望を送ったら、時間がかかるかもしれないけど、それでもいいなら、と言う返事をもらったようで、少し嬉しそうだった。

 

出勤したが、隙を見て物件を探したり、コネを当たってみたりしていた。

そこでまた昔の仕事のコネで当たりがあった。

A社の営業マンに口利きできると連絡があり、電話番号を繋げてもらい連絡してもらうことになる。

A社は賃貸大手チェーンだが、大学近くとは違う地域の営業マンだと言う、がそれでもチェーン店の仲介をすることができるという話だった。

A社で大学近く物件を数件見繕い、電話が来た段階で明日水曜日で内見を取り付けられないか、また即入居できないかとわがままを言う。やがて電話が返ってくる。

ここで勉強不足が露呈する。

まず、不動産業界は水曜日定休日が殆どで、例にもれず業界大手のA社も水曜日定休、内見は基本的に同行できない、ということがわかる。

その2、賃貸保証人に保証会社利用必須を付ける物件が殆どで、保証会社に承認をつけるのに最低数日~一週間はかかり、即入居を急ぐ妨げになりやすい。内見、仮決めで保証を通すのに日数がかかり、仮に下りなければまた別の物件でまた日数を食うことになるとも言う。

しかし奇跡的に、希望を入れていた物件の一軒で大家さんが明日水曜日内見を付き合ってくれて、且つ保証人も父親(僕)が務めるなら保証会社抜きで良いという好条件でしかも同物件内の二部屋を選択できる、ときた。この奇跡に飛びつくしかなかった。