グスタフ・マーラー、今年生誕150年、来年没後100年。新録音、旧録音入り乱れて発売されている。最初のスタジオ録音は日本で近衛秀麿=新交響楽団(現在のNHK交響楽団・・・大河ドラマのテーマ曲の演奏でおなじみの)。近衛は文麿の異母弟。カルロスの父、クライバーの弟子。バトンテクニックがイマイチだったらしく、あだ名が「フルトメンクラウ」だったそうだ。フルトヴェングラーも絶妙というか微妙な指揮をしている。どうしてあのタクトであの名演奏が出来るのやら。

 最近は第4番を集中的に聴いている。ラトル【1998年】、ハイティング【2006年】、スイトナー【1974】。ソプラノ独唱は前2つがシェーファー、最後が伊藤京子。

 曲の最後の音が終っても、直ぐに、拍手が出なく、息呑むで、気が着いて拍手って感じである。