なぜか、「赤い鳥」のCDを買い、聴く「翼をください」という不朽の名曲はワールドカップを目指すサッカーの応援歌になった。あの頃に比べると本大会に出るのが当たり前になっているが、「ドーハの悲劇」に

遭遇したり、本当に厳しい道であったが、現在のチームは、レベルがあがったのか、貪欲さがなくなっている。選手が芸能人化してしまったのか。マスコミがくだらない報道しすぎ。

 

 さて、「赤い鳥」は5人編成のコーラス。女性2人に男性3人。この女性がそれぞれメンバー内で結婚し、方向性の違いから解散してできたのが「紙風船」と「Hi Fi Set」。ヴォーカルの新井潤子の歌声は透き通る如くの声。その実力は荒井由実「あの日に帰りたい」のイントロの女声は新井の声であることでも示される。新井は「赤い鳥」のメンバー山本と結婚したので、山本潤子としてのほうが通りはいい。「Hi Fi Set」もメンバー大川茂の不祥事で活動停止してしまった。

 現在は山本が時々テレビに出ているが、声は全盛期のものに及ばないのが残念だが、年相応のいい味を出している。

 「風は旅人」はNHKの朝ドラのテーマソング。「北の家族」。

 声楽家の方にも彼らの楽曲をうたってもらいものである。