我が家にある藤は元気がよくて、成長が早い。これが夏になると電話線に絡みついたり、厄介この上ない。なんでこんなもの植えたか聞いてみたい。今朝も脚立に乗って切る。隣のご主人が何事かと思ったか窓を開けた。脚立の上にヒゲ面に安物のタオルを頭に巻き、タンクトップを着たオヤジ(これがベン様である)がはさみ片手に藤のつると格闘している。なにか絶句って感じ。4m級脚立の天辺のりなんてかつては平気だったけど、最近はだめだな。2mが限界。会社にいた頃は転落しても、労災もあるし(人命を軽視する会社だったですが)、骨折さえしなくて、頭をうたなければ2,3日有給休暇で復帰できる。なんでまたあんな高いところに蛍光灯つけるのか不思議な建物だった。

 よく、高所は2人でやれというが一人は必ず危険な上に行くわけで、もう一人は脚立を抑えているしかないがはずした蛍光灯を受け取るとか、いうこともできるが、気の利かないやつだと、下で通りがかりの方としゃべっていることがある。あまりに気が利かないので、靴を頭に投げつける。ハゲ頭に命中。

 「気が利かんなら、他のことしろ」という。まあ、若い頃に酒飲み過ぎての半ばアル中オヤジだから仕方ないけど、限度があるな。よく警備保障が来るヘマをしていたけど・・・。