2020.9.8

 

恋を得たことのない人は不幸だ。

それにもまして、恋を失ったことのない人はもっと不幸である。

       瀬戸内寂聴 の言葉

 
 ため息が出るくらい深い言葉である。
 
 絶望をくぐり抜けた希望こそ本物。 
 人の器量は修羅場を踏んだ数で決まる。
      といったことを、最近は実感している。   
  
 瀬戸内寂聴様は、現在、満98歳。今でもテレビでご尊顔を拝することがよくあるが、頭脳明晰、意気軒高である。
 長寿社会の日本を象徴するような御方である。
 
 ところで、「若者の恋愛離れ」という傾向が昨今とみに強まっているとのことだ。残念ながら少子化の流れはなかなか止まらないようだ。
 
 
瀬戸内寂聴

(せとうち じゃくちょう、1922年(大正11年)5月15日 - )は、日本の小説家、天台宗の尼僧。徳島市の仏壇店に生まれる。俗名晴美。