勤め先近くにある
行きつけのコンビニ。

出勤前に余裕があれば
立ち寄ってドリップ珈琲を購入、

勤め先までまったりお散歩珈琲 音符

ここのコンビニは
長年行きつけなので

歳の頃は75才位の老紳士、
年輩店員さんも
すっかり顔なじみ。

お決まりのSサイズの珈琲は
歩くとこぼれるので、
以前は少し廃棄してもらっていたが

この年輩店員さんのステキな配慮で
Sサイズの量を
Lサイズのカップに入れて下さるようになった。

だが

時々私をすっかりお忘れのようで、

初対面みたいな
あんまり愛想のない挨拶で

珈琲カップもSサイズのままで
出てくることがある。


・・・お歳もお歳、

あれだけのご高齢ともなれば
そりゃあ
日によっては
もの忘れもねぇ・・・・

―――そんな時は

「ありがとう❤」 と受け取り、

見守るような・・・

いや、

心なし

上から目線 。。。。



今朝は時間があったので
そのコンビニへと向かった。――――


レジはその年輩店員さん。

いつものSサイズの珈琲を注文、

お会計も済ませた後――――


親戚の叔母からの

SMSの着信メッセージ。

初心者向マンツーマンの
パソコン指導の依頼だ。

ご要望があればお応えしてる程度の
ボランティアに近いもの。


えーっと
空いてる日時は・・・・

□曜日の◇時なら空いてるな⤴


でも
やり取りの途中で
勤め先に着いてしまうと

勤務時間に入るので
速やかな約束ができない。

返信のチャンスは
歩きながらの

今でしょ!  (ちょっと古いが……)


よし、入力~~~~

~~~~~~~~~


返信を入力しながら

コンビニの敷地から

外へと出かけた時―――――


後ろから

何か騒がしい大声が聞こえてきた。


あの年輩店員さんが

手を振りながら私を追いかけてくる!


 ???


「お客さぁーん、コーヒー!

 忘れてますよぉお~~!!」


 ・・・・・・・・・


あーーーーーーっ!


忘れてたぁぁぁ!Σ( ̄□ ̄;)



慌ててコンビニに引き返すも

コンビニ周辺の人たちは

一斉に私に

大ちゅうも~~~く!

(゜゜;)(。。;)(゜゜;)(。。;)・・・



「あ、、、はははははは・・・

忘れちゃったぁ~汗


・・・笑いでごまかしながら

コンビニまでの長い長い、

白い視線花道を

まっしぐらに進むあたし 。。。


なんという

赤っ恥ぃ~~! 。・゜゜(/≧◇≦\)





――――心の中で


そっと年輩店員さんに詫びた。


「わたしより

はるかにしっかりしてるお父さん、

もう  "もの忘れ"、

上から目線で

見守ったりしましぇ~~ん 涙

m(。≧Д≦。)m