昔、小中と作文の宿題2枚を書くことが苦痛であった。
400字詰め原稿用紙1枚書くことがやっとで、2枚目は大変だった。

読書感想文ではあらすじを書いてから、少し感想を書いていた。

書くことへの恐怖心は拭えない。
筆が止まり、頭に描く妄想をどの様に文字として表現すれば良いか、解らない。
知識、経験体験がなく表現力に限界がある。

私の知識は小さな水溜まり程で、作家さんは七つの海程の知識があるに違いない。

時間が掛かろうとも、最低10枚は書きたいと目標を決めている。

やっとで5枚書き上げた。
読み返すと、矛盾していると書き直す。
しかし、それでも不備だらけである。
5枚から10枚、遠い。

次の休みには、「共謀罪、共犯」完成させたい。

原稿用紙がないと書けない。

続きを書きたいが、チグハグを減らすには、原稿用紙に書き込まないと、

準備不足、

知識不足は解ってはいる。

今日、原稿用紙を買いに行こう。


平成29年12月×日(金)。
私、垂水一は学生時代の同級生、竹谷守と一言交わした。
親しい友人ではないが、顔を会わせば挨拶ぐらいは交わす程度の一人である。

12月×日(月)。
竹谷守がA県庁内で爆発物を放置して立ち去り。
爆発物は不審物として県庁職員から速やかに、警察へ通報され。
爆発物処理班により、未然に爆発を防ぐことができた。

「今回、無事に爆発物処理ができたようだが。次はへまはしないから、不審物に気を付けることだ。」
とA県庁に不審な電話があった。

A 県警は当日の防犯カメラから内偵を進めていた。
また、犯人らしき人物が県庁を事前に訪れていないか、二週間前からの録画も確認していた。
防犯カメラの設置数、設置場所を把握しているのは、警備担当の県庁職員と派遣されている警備員だけであった。

垂水一は××大学経済学部卒業後、A県庁で事務関係の職員として勤務する。
日々、平凡で退屈な数字に抑圧を感じながら、働いていた。



                  つづく