いずれの御時にか
いよいよ悲劇の始まりである。
それにしても
両手に木の枝を掲げて庭に潜んでいる紫式部と清少納言はなんだ?!
コントかよ。
あまり重厚にすると視聴者から引かれるだろうが
ちょいちょい軽すぎるのが気になる。
大河オタクの私は昔から現代語の大河ドラマが好きではないのだ。
京都の貴族がしゃべる「~だわ。」に違和感。
関西の現代人はあまり語尾が「~だわ」にならないと思う。
東京の人は「~だわ」としゃべると思うかもしれないが
実は私のまわりに「~だわ」なんて人滅多にいなかったぞ。
むかしママ友に生粋の「~だわ」族がひとりいたが
ちょっと浮いていたw
「~だわ」族ではないのに無理して「~だわ」族やっている人もいたが
耳障りが悪いからすぐばれて敬遠されていた。
ドラマとか映画の台詞ではありがちだが実生活では使わない言葉って案外多い。
学生だった頃地方出身の同級生の話す言葉がきつ過ぎて何度か泣きそうになった。
たとえば新宿と渋谷を言い間違えた程度のことで
「あなた今自分が何を言っているのか分かっているわけ?」
と目を剥いて言ってくるので震えあがった。
よほどの悪いことをしない限り使わない言葉だし親にも言われたことはない。
どうもトレンディドラマなどを見て
東京の女はこんな風にしゃべると思い込んでいたようだ。
ドラマなんかに騙されないでほしい。
生粋の東京人は案外ボケボケとのん気に話す。
京都の貴族は「~だわ」ではなく
ほんのり関西のイントネーションで格調高く語ってもらいたいな。
せっかくの悲劇がなんかしらける。
「光る君へ」の予告を見てじわっと涙が出た。
来週は泣くぞ。