今日の空は、真っ青に澄み渡り、眩しくさえ感じます。そんな中、急に思い立って、午後から、四王寺山に、登ってきました。出発は、太宰府政庁跡からです。



 太宰府政庁跡よりの四王寺山の眺望

今の季節、四王寺山の某所に、セリバオウレンが、咲いていると思われます。
毎年、この季節は、これを見にいかないと始まらないような、気持ちになってしまうから不思議です。

今年も咲いていました。
今年は、目印にしているものが倒されていて、場所が少しわかりにくくなっていました。




隠れた場所に咲いており、小さくて目立たない花なのですが、凛とした存在感を放っています。
なんでも、その昔、修行僧が薬草として持ち込んだものが、ここに根付いたらしく、本来、九州に自生する花ではないそうです。

今年も会えてよかった。そんな安堵感に満たされました。

その後、久しぶりに、四王寺山を周回縦走してみることにしました。

山道を、一人静かに歩くのは、何て気持ちがいいものか。風の音、鳥のさえずりを聞きながら、高揚感にひたりながら、歩いていました。

四王寺山は、岩屋山、水瓶山、大原山、大城山の4つの山から構成されており、これらの総称でもあります。これらを別個の山ととらえ、四王寺山脈、四王寺山地とも呼ばれています。

岩屋山山頂からの 太宰府市内、天拝山方面の展望

      大原山山頂

今回は、水瓶山には行かず、岩屋山から、大原山、そして最後に、四王寺山脈の中での最高峰の、大城山(410m)に登り、そこから岩屋山まで、縦走路を周回で歩き、岩屋山から太宰府政庁跡に向けて、下山するコースを歩きました。

大城山では、楽しみにしていることがあります。
山頂標示板の有無の確認をして、記念の写真を撮ることです。

標示板は、またまだ元気に頑張っていました。裏側の、天拝の会の銘も、健在でした。



今回も、ミッション達成でき、楽しい登山でした。
3時間半の山歩き、20818歩、13.9km歩いていました。

今回も無事歩けたことに、お山に、神様に、全てに感謝です。ありがとうございました。

2月18日、
ちょっと嬉しいことがあったので、ブログに残しておきたくなりました。

私の母のことです。
今、91歳で、数年前から施設に入っています。
5年ほど前、大病を患い、コロナの時期とも重なり、面会も出来ず、会えたときには、前の面影もなくなるほどに、性格も容貌も変貌しており、歩くことも出来ず、車椅子生活となっていました。

その後、リハビリの施設に恵まれ、徐々に回復をしていき、特に今の施設に代わってから、本人の頑張りもあり、介助は必要ですが、歩行器を使いながら歩くことも出来るようになりました。施設でいろいろあるイベントにも、ほとんど出席しているようです。
顔つきも、もとの優しい顔に戻ってきました。
施設の中で、書道展があっており、母の作品も、展示されていました。


この走という字が、母の作品です。
名前は、隠しましたが、名前も立派に書かれていました。
もともと字を書くことが好きでしたが、最近は、手に力が入らず、かなり下手になっていたのですが、この作品を見て、嬉しくてたまりません。

こんなに力強く書けるようになっていたとは。


施設で、ひ孫と遊ぶ母。
いい顔をしています。

余談ですが、髪も染めてないのですよ。もちろん自毛です。(笑)元気になってくれて、こんなに嬉しいことはありません。