今年でラジオ放送開始から100年を迎えたようです。NHKでは様々な特集番組を組んでいますが民放はチラホラという程度です。自分はラジオが好きで早朝から夕方までほぼつけっぱなしですがラジオの放送開始は1925年3月22日との事です。
こちらが当時の様子ですがAIによれば1923年の関東大震災で有線通信が機能不全に陥ったことを受けて災害時にも情報を伝えられる無線通信としてのラジオ放送の必要性が高まったようです。
放送~~周年というと必ず登場する黒柳徹子ですがラジオでは連続放送劇に出演していたようです。クラシック好きの親父はよく彼女は元々声楽家なんだよ!と言っていたのを思い出します。言われてみれば確かに声が良く通りますね。
そんな彼女が登場するラジオ番組が〜やん坊にん坊とん坊〜(1954年~1957年)ですが子ザル3兄弟がインドにいる自分たちの両親を探して旅をする冒険物語のようです。黒柳徹子は写真の一番左ですよね、多分(笑)
自分が高校生の頃が深夜放送の全盛期だったように思います。当時は電話や葉書きがコミュニケーション手段でしたがパーソナリティとの距離は随分と近かったように思います。今から思えば番組は現在のSNSの役割を果たしていましたね。
さてラジオを取り巻くビジネス環境は厳しいようで民放は大型アンテナや広い敷地など放送設備の維持にコストのかかるAM放送からFM放送への切り替えを進めていくようです。
このままFM化が進むと2030年頃には民放ラジオは殆どFM放送となりますし、NHKも来年度からラジオ放送第二は廃止ですからこれが時代の流れなんでしょうか。10年後のラジオはAM<-->FM切り替えスイッチが不要になりそうな気配です。
おしまい。