今週の映像の世紀~バタフライエフェクトでは世界を変えた巨大災害という内容でした。その番組の冒頭でユーチューブのアイデアの原点は2004年に起きたスマトラ島沖大地震だったと伝えていました。
2004年12月26日に起きたマグニチュード9.1の地震は死亡者がおよそ22万人、負傷者13万人(ウィキより)の大惨事となりました。マグニチュード9.1は偶然にも2011年に起きた東日本大震災と同じです。
さてユーチューブ創業者の三名の一人、ジョード・カリムはこの災害映像をウェブ上で探しましたが中々見つからずその体験が動画共有サイトのアイディアを生んだようです。左からチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、そしてジョード・カリムです。
こちらは世界で初めてユーチューブに投稿された彼自身の動画です。動物園の前で象の鼻は長いなどと当たり前のことを言っていますが(笑)スマトラ島沖大地震から半年にも満たない出来事です。さらにこの1年半後にはグーグルが買収しました。
動画共有プラットフォームというアイデアも独創的ですがその将来性をいち早く見抜いて買収に動いたグーグルも凄いです。現在当たり前のように見ている動画サイトも元をたどると21世紀に起きた大災害がその原点なんですね。
おしまい。