ローマ・カトリック教会の教皇死去に伴い先日見てきた映画~教皇選挙(コンクラーベ)~が実施の運びとなります。まさか教皇選挙がこんなに早く現実になろうとは全く予想外です。フランシスコ教皇におかれましては謹んでお悔やみ申し上げます。

キリスト教の宗派別信者数はおよそ以下のとおりです。自分のイメージではプロテスタントがもう少し多いと思いましたが実際にはカトリック信者が半数以上を占めるんですね。

キリスト教はローマ帝国の東西分裂に伴ってまずは東方正教会と西方カトリックに分かれ、その後16世紀に起きた宗教改革でカトリックの分派としてプロテスタントが誕生したんですね、以上高校世界史の復習でした。(笑)

カトリックはイギリスや北欧地域を除いたヨーロッパ各国と中南米に信者が多いですね、今回亡くなった教皇は南米初のアルゼンチン出身でした。アルゼンチンにはイタリアからの移民が多く、教皇の両親もイタリア系のようです。

さて教皇選挙の方法ですが枢機卿の中で2/3以上の得票獲得者が出るまで何回も繰り返されます。映画でも虚々実々の駆け引きが繰り返されていました。

教皇選挙は礼拝堂の密室で行われることから”コンクラーベ”とはラテン語で”鍵がかかった”という意味なんだそうです。

新教皇が決まると礼拝堂から白い煙を出すという発信の方法がユニークですね、ただ素朴な疑問としてどうやって煙の色を調整するんでしょうか、誤って灰色とかにならないのかな(笑)

今後一か月以内に選挙が行われるるようです。今回の教皇選挙は偶々見た映画と現実が重なったこともあり、注目したいと思っています。

おしまい。