4月からの値上げは4,000品目以上!こんな数字合わせは勘弁してほしいのですがこれが現実なんですね、自分は年金受給生活者ですので厳しいものがあります。
今年に入ってからの通算となると6,000品目を超える勢いです。しかもこの傾向は食品に限らず生活用品全てに拡がり、1970年代後半に経験したオイルショックの頃を思い出します。伝説のトイレットペーパー騒ぎの時代です。
そんな中でデフレ時代を振り返ってみるとマックの価格は2002年には59円だったんですね!こんな時代もあったんです。
牛丼チェーンの安値は2013年に280円(すき家)でした。マックの最安値の時期とは10年の隔たりがありますがこの頃は為替レートは100円以下でしたからその影響も大きかったと思います。
食品値上げの象徴はやはり米の値段ですがこうして見ると米の値段は昨年の上昇がいかに急激だったのが分かります。主食の値段が二倍近くにもなるのに暴動が起きないのは律儀な国民性?とも関連があるのでしょうか。
世界的にも現在はスタグフレーション(=不景気とインフレーの同時進行)懸念が台頭しています。1970年代後半、カーター政権下のアメリカがその典型ですがトランプ政権でも起こり得るとの指摘もあります。昨日の株価急落も世界的な景気後退懸念が背景でした。
と言う訳で本日は新年度入りして始まる食品の値上げと景気後退懸念についてご紹介しました。おしまい。