自分は正午からの30分をNHK第一のニュースと”ひるのいこい”を聞きながら過ごします。番組のスタートが1952年ですからもう70年以上続く超長寿番組なんですね、当時は農作業や工場労働の休憩時間に聞く番組として企画されたんでしょうが現在はリタイヤ組の自分も聞いてます。(笑)
この番組のテーマ曲は還暦越えの方々ならおそらく一度は聞いたことがあると思います。作曲は朝ドラの主人公にもなった古関裕而です。古関の作品は行進曲や応援歌が多いんですが雰囲気が異なるこの曲も彼の作品とは驚きました。
先日も普段どおりに聞いてましたら佐良直美のニ十一世紀音頭が流れてきました。21世紀入りしてから聞き直すと何とも新鮮で(笑)思わず聞き入ってしまいました。歌詞の中で21世紀は31年後と言っていますから1969年の歌だと思います。
こちらは盆踊り用の新たな振付バージョンです。歌詞も曲のアレンジも変化しているのでそれに伴って曲名も新二十一世紀音頭となりました。この曲では佐良直美ではなく、踊りやすいように?演歌系の歌手が歌っています。
歌詞の中で火星や金星に旅行しているのかな?とあります。この年には月面着陸に成功していてさらに遠くへ行けると期待したんですが21世紀入りしても惑星間の旅行は実現していません。
続いて皆が幸せになって平和に暮らせるのかな?とあります。当時は東西冷戦時代でしたので希望を込めての内容ですが全く外れてしまいました。残念ですがこれが21世紀の現実です。
と言う訳で本日は二十一世紀音頭のご紹介でした。おしまい。