日本の会社から最初に移籍したのはドイツ系の銀行で毎年フランクフルト本店から顧客に配布するプレゼント用品が送られてきました。それがお菓子のシュトレンと象の貯金箱です。だいたい12月中旬には届いてましたからちょうど今頃です。今でこそシュトレンと言えばかなり知られるようになりましたが1990年前後ではまだ馴染みが薄くて苦労しました。しかも割りと地味で質素(笑)なせいか評判がイマイチで最後は仲の良かったお客さんに引き取ってもらいました。

あと一つは象の貯金箱です。当時の銀行カラーが緑色でしたのでこの色だったと記憶しています。画像を探していたら何と現在もアマゾンで販売しています。初めて知りましたがこれはルイジ・コラーニというデザイナーによるものだそうです。こちらは意外に大きくて幅があるので鞄に入れると膨らんでしまって持ち帰るには不便のようでした。ドイツ国内では雑貨品の多くがフィンランドで作られるんだそうです。

と言う訳で本日はこの時期に配るのに苦労したプレゼント(笑)のお話でした。おしまい。