一年中楽しませてもらった光る君へも昨日で最終回を迎えました。まひろはいきなり北の方からたっぷり絞られてピンチのスタートでした(笑)厳しい追及で冒頭のテーマ曲が始まるのに10分ほどが経過していました。
最終回はみんなが老けてしまって紫式部も清少納言も白髪混じりでの出演でした。二人は性格が正反対でしたがそれ故に馬が合う面もあったような気がします。自分の母と父方の叔母も性格が真逆でまさにこんな関係でしたね。
振り返ればまひろはいつも愛する人との別れの連続でした。まずは母との別れですがいきなりこれかよと思いました。不意に後ろから刺されてちゅらさんあまりにも気の毒な結末です。
藤原宣孝との結婚生活も短く終わってしまいました。ドラマでは道長との不義の子とされていましたが紫式部に関する資料が少ないのでその辺りの設定はかなり自由度もあったと思います。
刀伊の入寇という出来事を初めて知りましたがこの戦いで周明が命を落としました。まひろが大宰府への旅行中に周明と再会、そこで戦禍に巻き込まれるという絶妙?のタイミングでした。
実際どの程度の関りだったか知る由もありませんが自分はちょっと近づき過ぎかな?とも思いました。ただしチーム道長の一員というだけではドラマが成立しませんので微妙なところです。
最後は娘賢子の恋人が東国で起きた反乱の鎮静に向かうシーンで終わりました。何か尻切れトンボのような感じでしたがやがて到来する武士の時代を予感させました。
と言う訳で今年の大河は最初から最後まで楽しませていただきました。おしまい。