普段は散歩中の花々をご紹介していますが本日は団地周辺の変化を投稿いたします。まずこちらは建設中の配送センターですが当初は団地用の造成地でした。抜けるような青空を背景にしても人間の作る物はどこか無粋ですね(笑)この辺りは高速道路のインターに近いので空き地さえあればすぐに配送センターが建つという状況です。

配送センターが次々に建つ一方で一戸建てが売りに出されるという現実です。カチタスとは家屋にリフォームを施すことにより”家に価値タス”して売り出す方法で最近団地内ではよく見かけます。購入する側は築年数は経過しているものの新たなリフォーム資金は用意する必要はなく、割りと綺麗な住宅が手に入るメリットがあります。

引っ越し来て40年余りになりますがこの間に住宅団地の姿も大きく変わりました。分譲の時期が特定の時期に限られた為に世帯年齢も必然的に同じ世代に集中してしまいました。空き地が広がって緑が多くなるのはありがたいんですがその弊害が最近に徐々に露出し始めました。

団地内では売り出し中の中古住宅や家屋を取り壊して既に空き地になった場所もあります。この公園には以前電柱の隣に電話ボックスがありましたがすっかり取り除かれていました。そして今は誰も遊びに来ない場所になりました。

団地中央を流れる白鷺川に文字通りシラサギが集結していました。これほど集まるのは珍しいので撮りましたが遠いですね、でも早く撮らないと逃げてしまうのでというのが言い訳です(笑)。奥のスーパーは団地分譲と共に開業してますからこちらもだいぶ年季が入っています。

早い場所ではもうイチョウの紅葉が始まりましたが今年は綺麗に色づきません。本来の黄色より少し茶色ががって何やらやけどを負っているような感じです。今年の異常な暑さが様々に影響を与えているようです。

変わらないのは畑の奥に沈む夕日です。季節によって沈む場所が随分と変わるのが面白いですね、今は夕方5時頃にはもう日の入りです。

おしまい。