再放送中の”坂の上の雲”で度々出てくる方言の”だんだん”(=ありがとう)ですがこれは愛媛県だけではなく、自分が学生時代に訪れた島根県でも使われていました。と言う訳で本日は当時の思い出投稿です。あらためて島根県の地図を眺めてみると随分と細長い県なんですね。

友人宅は宍道湖の湖畔を走る一畑電鉄の沿線にありました。途中下車したので気づきませんでしたが最後は出雲大社まで行けるんですね。あとJR山陰本線も宍道湖の湖畔を走っています。

電車は当時とは異なりますがずっと宍道湖を眺めながら乗っていた事を覚えています。彼とは大学の同級生でしかも同じ下宿先の住人同士でした。

宍道湖と言えばすぐに思い浮かぶのはシジミですがそのほかにもいろいろ獲れるようですね、代表的な七珍と呼ばれる漁獲物があるようです。

無事到着して友人の親父さんにお土産を渡したら“だんだん”と返されて自分には何の事やら分からず困っていると友人がありがとうの意味だと教えてくれました。さらに島根県の言葉は東北弁と似ていて中々理解出来ず、ご両親との会話には友達が通訳としてずっと間に入ってくれました。

ご当地グルメの定番はちらし蒸し寿司と割り子そばです。友人宅では夕飯に両方を振る舞っていただきました。蒸した寿司なるものはここで初めて食べましたがこのように四角い器で出てきました。蒸し寿司なので暖かいんですよ、当たり前ですが。(笑)

あともう一方の名物、割り子そばですが別名出雲そばとも言われてます。小さくて丸い器に入っていますがこちらは冷たいそばです。微かな記憶ですが香りがとても強く、割りと太めの麺だったように記憶しています。

友人宅に到着以降は外出しなかったので見逃しましたが宍道湖は夕暮れの名所でもあるようです。

と言う訳で本日は懐かしい学生時代の旅行のご紹介でした。おしまい。