自分にとっての思い出は何といっても実家の徒歩圏内に新駅が誕生したことです。その駅は名古屋と米原の間にある岐阜羽島駅です。実家はこの駅から2kmほどの商店街の一画にあります。

県庁所在地の岐阜市はかなり遠回りになるのでルート候補からは脱落しました。ただ名古屋から最短距離で関ヶ原に向かうと木曽三川が集結する輪中地帯を通るので常に水害のリスクが付きまといます。そこでもう少し北側の羽島市を通るという折衷案が採用されることになりました。

新駅誕生と共に将来の発展を大いに期待されましたが実際はそうはなりませんでした。今でも駅周辺は閑散とした佇まいですがこの駅には緊急退避用のホームがあり、積雪時の関ケ原区間の走行調整には役立っています。それが唯一無二の存在理由かもです。(笑)

開業前に新駅を紹介するテレビ番組に小学生だった自分は偶然エクストラとして参加しました。番組収録時にたまたま友人と駅付近で遊んでいたら制作担当者からいきなり”階段を嬉しそうに昇ってくれ”と言われて友達と一緒に階段を駆け上がりました。

60周年を迎えるJR東海のCMには吉高由里子が登場していますね、今年の吉高は大当たりです(笑)。この60年間に約70億人を運び、列車運行に起因する死亡事故が無いというのが素晴らしいです。やはり高架と盛り土で踏切を無くした事と総合指令所の存在が大きいと思います。

新幹線は外国人にもすっかりお馴染みになりました。こちらは駅を通過する新幹線の様子ですが彼らにはこうした情景は珍しいんでしょうね、特に駅付近に直線が続く姫路や那須塩原が人気?のようです。あらためて見直すと確かに凄いですが慣れというのは恐いものでこれを見て驚く日本人はあまりいませんね。(笑)

と言う訳で本日は自分の思い出を中心に投稿しました。おしまい。