先日60周年を迎えた新幹線の特集番組を見ました。開業当時から未来の姿までをタイムマシンで振り返り、上手くまとめていた印象です。自分は開業当時10才でしたがこの年は新幹線の開業と東京オリンピックで大変な騒ぎだったことを覚えています。

番組の中で初めて知ることが結構ありました。とにかく開業を何とかオリンピックに間に合わせる為に各地で突貫工事が行われた結果、盛り土部分に軟弱部分があって当初は徐行区間が結構多かったようです。

出会うと幸せを呼ぶいう都市伝説を築いた大人気のドクターイエローは2027年で引退予定です。その後は新幹線の車両本体にその機能を付加して営業しながら路線の状態チェックするということになるようです。

これがドクターイエロー引退後に営業車が走りながら架線をチェックをする装置です。またこれと同様の装置を足元に設置して運行する予定のようです。正に一石二鳥の戦略ですね。

次世代のリニア中央新幹線では運転士はいません。すべてコントロール室からのリモート操作で運行をされるようです。車体は運動性能を究めるほど動物のフォルムに似てきますね、最近は徐々にカモノハシかモグラに近づいています。(笑)

大阪まで約1時間と言われても殆どがトンネルの中なので自分にはワクワク感が湧いてきません。いまさら巨大都市圏の誕生などと言われてもねぇ~新幹線開業がもたらしたのは東京への一極集中だった事を忘れたのでしょうか。

それにしても日本人は新幹線が好きですね、几帳面な性格を活かした定時運行が得意で僅か3分遅れでもお詫びのアナウンスが流れます(笑)。アメリカでは未だボストン~ニューヨーク~ワシントンですら高速鉄道はないんです。余程の鉄道嫌いなのか余程の車好きなのか?不明です。(笑)

おしまい。