日本列島に長く停滞した10号に続いて台風11号ではベトナムでの死者が現段階で150名を超える大被害をもたらしているようです。10号もそうでしたが今年の台風は進路予測が難しいようで、このようにまっすぐ西に向かうのは珍しいとの事です。確かにあまり見たことが無い動きです。

特に今回はベトナムの北部、ハノイ周辺での被害が大きいようです。こちらは河川の氾濫で境界線が分からなくなっています。台風10号と同様に11号もスーパー台風で近年は大型化する傾向ですね。

市内では暴風雨による倒木や家屋の損壊、郊外では土砂崩れや洪水による道路の寸断など台風のもたらす被害は国を問わず何処も同じです。さらに日本は地震に火山噴火、冬には豪雪と年中災害リスクと隣合わせです。

こちらは橋が崩落する瞬間を捉えた映像ですがドライブレコーダーが普及して決定的な瞬間を撮ることが可能となりました。図らずも橋の崩落と共に転落したトラックと寸前で気づいて助かったバイクを映し出しています。

今年の気圧配置は例年よりもチベット、太平洋の両高気圧の張り出しが強く、しかも居直り続けている為に台風の行き場を塞いでいるようです。日本の暑さが続いているのもこの気圧配置が原因との事です。

まだ暑さは続くようですが来週後半からはやっと涼しくなる予報でもしそうなれば暑さ寒さも彼岸までとなりますがどうでしょうか?おしまい。