最近話題となった外資企業によるセブン&アイの買収提案ですがそれに続いてこの度はスパリゾートハワイアンズの買収提案です。自分はここに行ったことはありませんが自宅に近い常磐高速道路沿いにあるのと手作り感満載?のフラダンスで何となく親近感があります。
買収するのはアメリカの投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループです。この場所は常磐炭鉱跡地を利用したリゾート施設ですが最近はコロナ禍による収益の悪化で設備投資の資金調達が困難な状況となったようです。リゾート施設の運営や設備投資の手法などはどうやら外国企業のノウハウに軍配が上がるようです。
ところでこの投資会社は日本の会社買収がお好きなようで(笑)昨年9月にはセブン&アイから百貨店のそごう・西武、今年の5月には宮崎市のリゾート施設(旧シーガイヤ)をセガサミーホールディングズから購入しています。ただ買収先がその後リカバリーしたとは聞いてませんが。
外国企業による買収が続く背景の大きな理由としてはやはり為替相場での円安です。外国から見ると日本の物件は以前より2~3割引きで売り出されているようなもんですからそりゃ魅力的に映ります。このあたりは外国人観光客が多いのと同じ理屈ですね。
1966年に常磐ハワイアンセンンターとしてオープンした頃の様子ですが1990年にスパリゾートハワイアンズに改名しました。🌈常夏と温泉施設を売りにする今風に言えばテーマパークの走りですね、買収後の展開はどうなるのでしょうか?
おしまい。