タイトルは何やら禅問答のようですがこれは最近スペインの若者の間でバズってる行動なのだそうです。以下はスペイン在住のブロガー、松尾彩香さんのレポートです。「今すぐマッチングアプリを消してメルカドーナに行きなさい!」そう呼びかけたのは舞台女優のビビー・リンさんです。メルカドーナとはスペインの何処の街にもある大手スーパーマーケットです。ビビーさんは自身のSNSで”メルカドーナで出会える”という都市伝説が本当かどうかを確かめる為に友達とメルカドーナを訪れている様子を投稿しました。

さて出会いの暗号として使われるのがパイナップルです。「パイナップルをショッピングカートの中に逆さまに入れ、ワインを売っている通路に行く」というのが出会うためのルール。さらに気に入った相手を見つけたらショッピングカート同士をぶつけるというのがサインとなるようです。

ところでこの都市伝説ですが元ネタは 2017年に人気テレビ番組で登場した女性が「私はよくメルカドーナに出会いを探しに行くの。ビールとポテチをカートに入れてる人は独身って分かるでしょ」「独身の人が買い物に来る時間が19時から20時!」この発言が今になって再び若者を中心に話題になっているようです。

自分にはメルカドーナに行くよりもマッチングアプリのほうがずっと効率的に見えますが(笑)。アプリを利用して婚活をする人の約4割が結婚に至っているよう(=ブライダル総研「婚活実態調査2022」)で随分と高い比率なんですね、自分には縁がないので知りませんでしたが重要なツールになっているようです。

おしまい。