パラリンピックで再び賑わうパリですが今日は大貫妙子の1982年パリ収録のアルバム、クリシェのご紹介です。クリシェ(cliché)とは🇫🇷フランス語で常套句とか決まり文句といった意味らしいです。この頃はまだレコードの時代なんですね、ジャケット上の彼女は絵描き気分?(笑)

自分のお気に入り曲がこのアルバムに集約されていて最近はスポティファイでよく聞いています。最初にご紹介するのは色彩都市です。

こちらは何かと噂のあった坂本龍一教授(笑)とのデュオバージョンです。この曲も作詞・作曲は大貫、編曲は坂本のお約束コンビです。

もう一曲はピーターラビットとわたしです。彼女と自分とは同学年で同じ時代の空気の中で育った感性が何処かで共鳴するのかも知れません。

ところで音楽用語のクリシェとは同じコード上で半音づつ上下に移行する技法です。クリシェを使った曲で有名なのはビートルズのミッシェルです。出だしの4小節部分ですが曲中でも時々出てきますね。

と言う訳で本日は大貫妙子のアルバムとクリシェのご紹介でした。おしまい。