先週8日に初めての南海トラフ地震臨時情報に基づいて発表された”巨大地震注意”ですが大きくは警戒と注意の二つに分かれるようです。とるべき行動は地震への備えを再確認、期間は少なくとも一週間でしたが本日が最初の期限で一旦解除の方向です。

この発表を受けて帰省の時期に東海道新幹線は最高速度を50キロ程を下げての運航になりました。巨大地震注意が解除される矢先に今度は台風7号の影響で明日の東京~名古屋間は休止となるようです。地震に火山噴火、台風に洪水と日本は本当に災害の多い国ですね。

各地の海岸では遊泳禁止となり人出も疎らとなりました。またホテルや旅館などの予約キャンセルもタイミングが悪く、ちょうどお盆の書き入れ時と重なりました。

またこの時期に合わせてのイベントも延期や中止の判断が相次いでいるようです。ただ今回の発表は注意喚起なので通常通りの生活で問題ないとは思うんですが。

あらためて日本列島周辺のプレートを見るとまるで割れた茶碗をくっつけたような感じです。当然繋ぎ目部分は弱いですから揺れるのは当たり前ですね。

こちらは北太平洋周辺の地震分布図ですが地震発生地域とプレートの境界線が見事に一致しています。地球の地殻変動という悠久の時間軸で眺めるならば日本列島は誕生以来ずっと揺れっぱなしなんですね。

 親父は生前“こんなに揺れるんだったら固定資産税を免除しろ〜”と叫んでいましたが一理ありますかね(笑)。おしまい。