どうもパリ五輪の選手村食堂の評判が良くありません。原因はあまりにも健康的な食材が中心となり、これでは物足りない選手が多いようです。IOCのバッハ会長も訪れたようですがどんな印象だったのでしょうか?
美食の国フランスではありますが健康方向に振りすぎ?あるいは大豆ミートのような人工的なものに違和感を感じるのかもしれません。特に肉類中心の食事を好むイギリスやドイツ選手には不評のようです。
また選手村の室内にはエアコンが無く、扇風機のみ。ベッドはダンボールの上に乗せただけです。環境負荷低減は正しいのでしょうが選手たちはあくまでも快適さを求めているので提供する側とはかなりのギャップがありますね。
イギリスは自国のシェフを呼び寄せたり、米国バスケットボール代表チームは選手村への入所を拒否して1500万ドル(約22億円)を投じて近くのホテルを貸し切ったりしているようです。
膨らむ一方の開催経費や環境負荷に歯止めをかける必要はあると思います。ただそれで参加選手が我慢を強いられるのは本末転倒ですし難しいところですね。おしまい。