パリ五輪の開会式は最初こそ普通のスタートでしたが徐々にフランスならではの演出に賛否両論の騒動(笑)に発展しています。内容は既にニュースで伝えられているものですが本日は自分の感想を含めた備忘録として投稿します。

断頭のアントワネットの登場には思わずえっ?と目を疑いました。ただ彼女の出身地、オーストリアからクレームが付いたという話は聞こえてきません。仮に極東地域でこれをやったら完全にアウトでしょうからこれはもうユーラシア大陸の東西文化の違いとしか言いようがありませんね。

また別の見方をすればフランス🇫🇷の国家理念でもある自由・平等・博愛は旧体制の打破という流血のフランス革命を経て市民が初めて勝ち得たものであり、それ故に国王夫妻の処刑は正当化されるいう論理なのでしょうか?自分には中々理解し難いですが。

アントワネットが幽閉された建物が今も現存するのは驚きですがフランス革命が自国の歴史に及ぼした影響は計り知れないですね、時代区分が革命以前、以降というシンプルな構造になりました。

日本選手たちの入場シーンですが今回は生憎の雨模様に加え、船上パレードではせっかく旗手に選ばれた選手も手持ち無沙汰のようでした。船の大きさや設備もバラバラでこの辺りはどうなのよ?とも思いましたがこれも多様性でしょうか。

開会式の日もそうでしたがパリは日本に比べると気温がかなり低いですね、そこで久しぶりに緯度を調べるとパリの緯度はやはり高いです。札幌でやっと南仏のマルセイユ、パリは樺太の中央あたり(笑)、福岡はモロッコのカサブランカです。

紅白ではありませんが開会式のトリを務めたのはカナダ🇨🇦出身のセリーヌ・ディオンでした。ピアノの上蓋の水滴がこの日の天候を物語っていますね、愛の賛歌を熱唱する姿は闘病中とは思えないような素晴らしいものでした。

個々の競技結果は悲喜こもごもありますが総じて日本選手の滑り出しは順調のようです。引き続き活躍を期待しましょう!おしまい。