先日NHKで”香港 百年のカオス“と題した番組を見ました。“借り物の場所 借り物の時間”というサブタイトルがイギリスと中国の思惑に翻弄されたこの街の変遷を示唆していました。という訳で本日は自分の香港に関する思い出を投稿いたします。

何と言っても香港と言えばその夜景です。ナイトクルーズ船ツアーもあるようですが九龍からでも充分楽しめました。九龍半島と香港島の距離が景色を見るのにはちょうどいいんですね。

九龍側に立つホテルでは存在感抜群のペニンシュラです。まるで大英帝国の名残りのようですが自分は泊まったことがありません。今となっては円高の時に一度泊っておけばと後悔しきりです。

元祖ヌン活?ペニンシュラ名物のアフタヌーンティーです。これだけ充実していると自分にはティーどころかもうちゃんとした食事です。(笑)

香港島での思い出はレパルスベイです。映画”慕情”で有名になり、今はすっかり観光スポットになりました。自分の印象ではどこか日本の海岸に近い雰囲気でした。

外資系の時代には年末パーティーの実行委員として景品に高級時計のフランクミュラーとパネライを買いに出かけました。日本より2割~3割ほど安く手に入ったので旅費をかけても充分ペイしたんです。こちらはフランクミュラーです。デフォルメされた数字の文字盤が特徴です。

こちらはパネライです。時計本体と右側のリューズ部分が大きいのが特徴です。なお自分の旅行費用は会社持ちでしたが自費で相方も誘ったら二つ返事で来ることになり(笑)、突然の香港旅行に喜んでいました。

余談ですが日本にはフランクミュラーに似たフランク三浦なる時計があります。商標権をめぐってフランクミュラーと裁判になりましたが最終的に勝訴したようです。デザインが似ていても何せ価格が百分の一なので模造品の範囲を逸脱しているのかもしれません。(笑)

さて香港島では時計買付の他にビクトリアピークも記憶に残っています。とにかくケーブルカーの勾配がきつくて乗っていて怖いぐらいでした。頂上からは九龍側とは違うアングルからの景色が楽しめます。

今日ご紹介した場所は以下の地図に網羅されていますので参考までにご覧ください。

楽しい思い出が多かった香港ですが最近の変わりようを見るにつけ、残念でなりません。おしまい。