約60人の医師がグーグルに対し集団提訴を起こしたようです。医師のグループはグーグルマップに掲載された医療機関の口コミ欄に悪質な投稿がなされたにも関らずグーグルが十分な対策を講じなかった為に利益を侵害されたと訴えて損害賠償を求めているようです。

自分も口コミを随時アップしていますが評価される側の立場を考えた事はありませんでした。確かにかなり荒れた口コミがあるのは事実で特に飲食店や病院などはもう落書き状態です。たまに自分は口コミを投稿した相手の店舗から返信をもらうことはありますが病院の場合はそんなやり取りはできませんので一方的にやられ放題です。

またグーグルのストリートビューは犯罪の下調べに利用されていることもあるようです。この類いの問題は他のSNSプラットフォームでも同じですね、最近の投資詐欺では同様にメタも訴えられています。

以前自分が在籍してい金融業界は基本的に性悪説を前提としていました。これはお金という不特定多数の人の財産を扱うからです。投資詐欺が相次ぐネットのプラットフォームも性善説ではなく、あくまでも性悪説を前提とした建付けにしないとダメだと思います。

再生回数やいいね!の数が広告収入と連動する仕組みではこたつ記事でも何でも検索数を増やすことが目的となり、質の高いニュースは淘汰されてしまいますね、問題は山積みです。おしまい。