これまでは秋に開催されていたF1日本GPですが今年からは春に以降して今週末の開催です。桜の開花時期とも重なり、鈴鹿サーキットのホームページはもう桜一色🌸でした。天候で言えば雨の確率自体は春でも秋でも変わらないと思いますが秋は台風の到来もありますし気温は秋よりも春のほうが低いので路面温度も低く、その意味では春開催の条件は良いのかなと思います。

今年は全部で24戦の予定ですが第3戦のオーストラリア、第4戦の日本、第5戦の中国とアジア地区を連続して開催することにより移動費用を削減するのが目的のようです。その結果として二酸化炭素の排出量を減らすことにもなり、今日的な課題にも貢献することになると思います。

F1グランプリとは世界中のサーキットを巡って開催される言わばサーカス興行ですから移動費用をなるべく抑えるのはFIA(F1の元締め)の課題でもあります。自分がよく見ていた1990年の頃は全部で16戦でしたからそれから8戦も増えているんです。やはり世界的に人気のあるイベントなので開催を希望する国は多いようです。

現在参戦している日本人ドライバーは角田裕毅選手(ビザ・キャッシュアップRB)ただ一人です。目標は10位以内(ポイント獲得圏)ですね、頑張ってほしいです。ちなみにこれまでのFIグランプリで日本人ドライバーが優勝したことはありません。

もう一人、マクラーレンチームのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)は恋人と一足先に来日して花見を楽しんでいたようです。これこそ4月開催ならではの風景ですね、彼にとっては昨年の日本GPはF1レーサーキャリア初の3位に入賞したゲンのいいGPです。22才の若手でこれからの活躍が楽しみです。

鈴鹿サーキットは自分にとっての聖地です(笑)。子供の頃の記憶というのは一生忘れませんね、完成したばかりのサーキットに連れて行ってくれた親父には本当に感謝です。もつとも親父が一番行きたかったようで(笑)趣味がクラシックとサーキットって一体何でしょうかね、共通するのは音ですが。

現在鈴鹿サーキットの最速ラップは2019年にベッテル(フェラーリ)がマークした1分27秒064です。細かいコーナーや高低差が連続するこのサーキットはセナ、シューマッハー、ベッテル、ハミルトンなど歴代チャンピオンが絶賛するサーキットでもあります。

さて今年は🌸満開の時期にどんな展開になるか楽しみです。おしまい。