この映画を千葉県で見られるのは柏駅西口のキネマ旬報シアターのみです。しかも一日一回の上映でおまけに期間は一週間で終了です(笑)。まあそれも上映してくれるだけ良しとしましょう。キネマ旬報シタターは柏駅西口から高島屋方面に向かう途中で階段を下りてすぐの場所になります。

柏駅西口はほぼ高島屋に占拠されているので(笑)キネマ旬報シアターはその片隅でひっそりと佇んでいました。

映画は詳しくないのでよく分かりませんがややマイナーな映画が多い印象です。3番スクリーンは130席とこじんまりとした場内でした。

こちらは映画の予告編です。キング牧師の公民権運動に共感したり3回の離婚歴など演奏だけでは見えてこない彼の生き様も描いていました。ツアーで世界各地を飛び回って家にほとんど居ない生活というのは一般人には分からない苦労があるようです。

一体どれでけの人が入るのかなと勝手に心配していましたが(笑)実際は14~5人は居たと思います。あと意外に良かったのは劇場内の音質です。このボリュームと音質は自宅では味わえません。

ジャズミュージシャンもコメンテーターとして出演していました。こちらはハービー・ハンコック(ピアノ)です。あのでかい手で弾かれるととてもかなわないよと讃えていました。ハービーが言うんだから間違いないです。

ブランフォード・マルサリス(サックス)は超絶トランペッター、ウィントン・マルサリスのお兄ちゃんです。自分は彼の演奏スタイルが好きなのでおお~ブランフォード!と思わずのけぞりました。(笑)

ビリー・ジョエルもかなり頻繁に出てきました。彼もピアノを弾きますから同じピアニストとして尊敬や共感する部分があるのかもしれません。

ピーターソンの演奏は既に何回かアップしておりますので今回は彼が作曲したHymn to Freedom(邦題:自由への賛歌)のカバーバージョンをアップいたします。キング牧師の公民権運動に賛同して彼が書き下ろした作品です。

映画上映中はずっと彼のピアノ演奏やカバー作品が流されていてジャズファンにはたまらない時間でした。おしまい。