昨日は二年ぶりに千葉市立郷土博物館と千葉市美術館に行ってきました。まず向かったのは郷土博物館で現在令和5年度特別展として”関東の30年戦争「享徳の乱」と千葉氏”が開催されています。

こちらの郷土博物館は入場料も駐車場も無料で年金生活者にはありがたいサービスです。平日だったのと特別展の内容があまり馴染みがないせいかガラガラ状態でした。もっとも密集を避けるには好都合でしたが。

応仁の乱に比べると馴染みは薄いですが関東地方で約30年の長きに亘った戦乱です。享徳の乱では古河公方と関東管領の上杉氏が利根川を軍事境界線として対峙したので自宅周辺には多くの史跡が残されています。詳細についてご興味お持ちの方はユーチューブの解説映像をご覧ください。

次に向かったのは千葉市美術館で現在は鳥文斎栄之(ちょうぶんさいえいし)展が開催されています。こちらは平日にもかかわらず結構混んでいました。

撮影OKの作品は僅かでしたが撮ったものをアップいたします。こちらは美人画ですが猫が簪で遊ぶ姿も描いています。

こちらは新大橋付近で佇む納涼船を描いています。江戸時代当時から新大橋はあったんですね。

全体的に画風に癖がなく、誰でも楽しめる浮世絵という印象でした。おしまい。