先日F1ドライバーで7度の世界チャンピョンに輝くルイス・ハミルトンが2025年にメルセデスからフェラーリへ移籍との発表がありました。最近はたまにしか見ていないF1ですがさすがにこのニュースには驚きました。
ハミルトンはイギリス国籍でマクラーレンのドライバーとして2007年にF1デビューしました。左がハミルトン、右はスペインのフェルナンド.アロンソです。二人とも随分若いですね、ハミルトンはまだどこか子供っぽいです。(笑)
ハミルトンと言えばやはりメルセデスですね、7度の世界チャンピョンのうち6度がメルセデス在籍中です。また優勝回数通算103勝は歴代最多です。まさにルイスとメルセデスは最強の組み合わせでした。
さて今回の移籍の背景にはこのところ圧倒的な強さを誇るレッドブルチームとフェルスタッペンの存在があります。昨年の鈴鹿(日本GP)で優勝したのもこのチーム、このドライバーです。
レッドブルのエンジン開発をホンダが担当しているので日本人としてはレッドブルが強いのは喜ばしい状況ですがどうもヨーロッパ発祥のモータースポーツは一人勝ちを許さない風潮(笑)があるようでこれはF1に限らずルマン24も同じです。
フェラーリのマシンは最近かなり戦闘能力が向上してきてハミルトンと二人三脚でレッドブルに挑戦することになります。スポーツが人気を獲得するには接戦=デッドヒートが必要ですね、強いチームが当たり前のように勝ち続けると逆に盛り上がりに欠けて退屈なコンテンツになってしまいます。そのあたりを考慮しての決断もあったように思います。
2025年はイタリア製のフェラーリをイギリス人のハミルトンが駆使して名門チームの復活を目指します。おしまい。