1月2日に起きた羽田空港の衝突事故は海外メディアでも大きく取り上げられています。イギリスのガーディアン紙は文字通り羽田の奇跡(Miracle at Haneda)と伝えて乗客乗員全員が脱出に成功したことに驚いています。

海外メディアは客室乗務員と乗客の連携プレーが功を奏した結果だと称賛しています。日本人の規律の取れた行動が海外から見ると驚異的に映るんでしょうね。

今は自動車にすら各種のセンサーによって人為的なミスを防いでいるのに未だに管制官の誘導という言わばアナログ的な方法に依る現実に今さらですが驚いています。一つの滑走路に複数機が侵入するのをシステム的に防ぐ方法など素人目には幾つもあるような気がしますが。

当日脱出用のシューターは3か所で使用可能だったようです。脱出の成否は客室乗務員の冷静な誘導と乗客全員が手荷物の放棄が出来るかがポイントですがその両方を同時に実行できた事が全員の無事脱出につながったようです。

これが国際線だとしたら乗客の手荷物放棄がはたして徹底できたかどうか?その観点からすれは今回は国内線だったのが不幸中の幸いだったのかもしれません。と言う訳で本日は羽田の奇跡についてのお話しでした。おしまい。