昨日は今年最後の忘年会で都内へ出ました。集合場所が旧古河庭園の近くだったのでこの庭園を訪れてみました。入口付近の様子ですが65才以上の入場料は70円と嬉しい価格設定(笑)です。なお一般の方は150円です。

最寄り駅は京浜東北線の上中里で徒歩数分の距離です。山手線の駒込駅からだと10分以上かかるので並行してる区間で乗り換えたほうが良いです。

秋の紅葉やバラの季節も終わり、庭園は冬の準備をしていました。傘のような木製細工で樹木を守るのは以前金沢の兼六園で見たような記憶があります。

洋館は庭園内の高い位置にあるので見上げるとなかなか立派な建物です。手前にはバラ園とツツジ園がありますが残念ながら今は両方とも見られませんでした。

今が見頃の山茶花は綺麗な花を付けていてモノトーンの冬景色の中ではまさに紅一点という存在でした。

洋館の内部は外観からの想像に近いものでしたが現代から見ると随分贅沢な作りです。なお入館には別途一律400円が必要です。展示数は少ないですが絵画作品や古河家の所持品などが展示されています。

洋館の中では座って休憩できる場所がありました。混雑時は40分という時間制限が設けられていましたが昨日は空いていました。ひざ掛けも用意されていて寒い日には有難いサービスです。

元々は明治の外交官、陸奥宗光の息子の住居のようですが古河財閥の養子となった為に古河庭園と命名されたようです。

街中にある庭園では現代の建物も同時に視界に入ってきます。自分は天邪鬼なのでこのアンバランスが結構好きです。(笑)

今回は見頃の花も少なかったので次回はやはり春か秋に訪れてみたいと思います。

と言う訳で本日は旧古河庭園のご紹介でした。おしまい。