灯台下暗しではありませんが地元の茂木本家美術館で版画家の川瀬巴水展が開催されていることを最近知り、早速訪れてみました。ちなみに茂木家はキッコーマン醤油の創業者一族です。もう何十年もこの近くに住んでいるのに地元の美術館には未だ行っていなかったのがちょっと恥ずかしいです。自宅から車で僅か10分ぐらい(笑)で着きました。

市報とかをチェックすれば情報は取れるはずなのに結局はちゃんと見てないんですね。(笑)

入口付近の様子です。様々なサイズのギャラリーにマッチするように作品を配置していました。

ギャラリー最初の部屋には梅原龍三郎の作品”鯛”がありました。

常設展示されているものは山を題材にしている作品が多くありました。そんな中でも富士山は特に多かったです。

こちらは福王寺法林の作品”ヒマラヤの朝”です。朝の光を金色で表現しています。

美術館の中に”コラムコート”と呼ばれる部屋があり、パルテノン神殿風の柱の合間から外の景色を見ることができます。ただ今は日向ぼっこ専用の部屋ですね(笑)。

ここからは川瀬巴水展の版画で気に入ったものをアップします。まずは平泉金色堂です。

ライトが反射してイマイチですが東京芝の増上寺です。

別府漁港の朝です。

馬込で畑を照らす月です。

お約束の風景?三保の松原です。

小樽港にある埠頭です。作品は全国各地を巡ってますね。

東京に戻ってこちらは昔の品川付近の様子です。

美術館の外庭に出てみると隣接した場所に小さな神社がありました。

お手水舎の軒下には透かし彫りが施されていました。立体感が半端ないです。

ゆったりとした外庭側からみるとちょっと現代美術館のような作りです。

と言う訳で地元にある茂木本家美術館のご紹介でした。おしまい。