岡本太郎記念館から歩いて30秒ぐらいでブルーノート東京に着きます。最後に訪れたのは現役時代でしたので少なくとも10年以上前になりますが誰のステージだったか思い出せません(笑)

地下のライブ会場はそれなりのスペースがありますが入口はかなり狭く、周辺の店舗に比べると間口が半分ぐらいです。もっとも入り口は地下に向かう単なる通路なので当然ですが有名なライブハウスは予想外に小さくて”え~本当にここ?”という印象を持たれる方は多いと思います。

映画“BLUE GIANT”ではここが"So Blue"(一番上の右側イラスト)として登場していました。ジャズを題材としたアニメ映画は珍しく、話題となりましたね。

ブルーノートから2〜3分程の場所に根津美術館があります。竹林の中にある独特の雰囲気です。この通りは山種美術館〜岡本太郎記念館〜根津美術館、さらに国立新美術館〜サントリー美術館と繋がるので通称”美術館通り“と呼ばれています。

入口を入ると左手には小さな庭もありました。こういった仕掛けはたぶん外国人観光客には受けるんでしょうね。

現在は“北宋書画精華”という展示会が開催され、入り口付近は混んでいましたが自分は今一興味が無かったのでスルーしました。

根津美術館の通りをはさんで対面にはパレス青山があります。1968年竣工の古いマンションですが立地条件が良くて今でも人気があるようです。確かに周りは閑静な街並みでしかも高い場所にあるので景色は良さそうです。自分なら臨海地のタワーマンションよりこちらですね、どちらにも住めませんが。(笑)

この後はさらに青山霊園付近を乃木坂方向に向かいました。天気も良く、紅葉も見頃で気持ち良い散策でした。

青山霊園の途中で右手には六本木ヒルズが見えてきました。この位置から見るとヒルズが途中からしか見えないので青山霊園側のほうが高いことが分かります。霊園の墓石とヒルズが同じ視界に入ってくるのはこの場所ならではですね。

乃木坂の手前にはトンネルがあったので一瞬排ガスがイヤだな〜と思いましたが徒歩兼自転車用の歩道が別途整備されていたので杞憂に終わりました。さすが東京都は財政が豊かです。(笑)

トンネルの側道を抜けてミッドタウン方向に進むと目的地の国立新美術館に無事到着です。現在はイヴ・サンローラン展と日展が開催中です。

次回は当日の館内の様子をアップいたします。おしまい。