藤浪在籍のオリオールズがア・リーグ東地区優勝でプレーオフ進出を決めました。MLBはレギュラーシーズン中でもプレーオフ進出に可能性のあるチームは選手の補強を積極的に行います。藤浪の今シーズン途中での移籍はこういった背景があるようです。阪神在籍中にはかなわなかったリーグ優勝がまさか古巣のタイガースと同じ年にMLBで現実になろうとは本人も想像していなかったと思います。

さてアメリカのプロ野球のリーグ数は日本と同じ2つですが両リーグには東地区、中地区、西地区と3つあるのでリーグ優勝チームは6球団存在することになります。

      

 

この優勝チームと各地区の1位を除く勝率3位までのチームの6球団、計12球団がプレーオフ進出となります。従ってMLBのリーグ優勝はあくまでプレーオフに向かう地区予選1位通過の位置付けとなり、その重みが日本に比べるとかなり軽いです。むしろ本当の戦いはこのプレーオフから始まります。

 

今年は藤浪の他にブルージェイズの菊池、ツインズの前田がプレーオフに臨みます。奇しくも全てピッチャーですね、なお大谷が所属するエンジェルス”は”なおエ”の言葉どおりプレーオフには進出できませんでした。今年は現地時間の10月3日にポストシーズンが開幕します。

さて日本ではリーグ優勝の重みはMLBとは格段に違います。ところが現行のCSでは勝率5割前後の3位でも日本一のチャンスがありますよね、主催球団には消化試合を減らすなどのメリットはありますが仮にリーグの覇者が日本シリーズに進出できないならば日本シリーズって一体何を決めるんでしょうか?アホラシ(笑)

自分は日本のCSを見直すべきっていうかむしろ不要?と思っています。そもそも球団数が少ない中で無理やり作ったCSの建付け自体がショボいです(笑)。日本でのリーグ優勝はアメリカではリーグチャンピオンシリーズの勝者に匹敵するのでそこからのCSなど必要ありません。

と言う訳で今年の日本シリーズはリーグ優勝以外のチームが進出する場合は見ません(笑)。おしまい。