来年はアメリカの大統領選ですが有力候補は前回と同様に高齢者同士の争いとなりそうです。人は概ね年を重ねると共に考え方が保守的になりますが若い頃の自分には“何の根拠も無い自信”(笑)というものがありました。だからこそ今では到底できない思い切った行動や決断も可能だったと思うんです。皆さんもおそらく同じような経験をお持ちではないでしょうか。また人体の基幹構造の耐用年数はおよそ50年とも言われ、その後は劣化のスピードをなだらかにすることが健康の秘訣だそうです。そんな観点から自分はどうしても世代交代が必要だと感じています。

バイデン大統領(80)は時々やらかし発言が問題視されますがそれよりも何よりも自分には大統領のよぼよぼと歩く姿を見てこれはもう無理筋という印象がぬぐい切れません。また次男が最近銃の違法所持で起訴されたこともマイナスです。

一方で復活を目指すトランプ前大統領(77)ですが体力的にはバイデン氏を上回るものの年齢差は僅か3才ですし、公判を進めながらの大統領選をどうやって戦うのでしょうか?共和党にも代替候補者がいない現実があります。

息子や本人が起訴されている二人で争う大統領選など見たくもありません。19世紀はイギリスの世紀、20世紀はアメリカの世紀、さて21世紀は?このままだとアメリカではなさそうです。

そんな状況の中でジョン・F・ケネディ元大統領の甥っ子、ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が大統領選に立候補を表明しました。ただし無党派としての出馬のようで現段階ではその影響度は全くの未知数です。確かにブランド力は抜群ですがいつまでもケネディっていうのもねぇ~どうでしょうか?

と言う訳で本日は混迷を深める米大統領選のお話しでした。おしまい。