昨日関東地方の梅雨明けが発表されました。これからが暑さの本番だと思うとウンザリしますが梅雨明け最初の日曜日はアコースティックギターの演奏で涼みましょう。まず最初は増尾好秋ですが彼はジャズはもちろんフュージョン、ボサノヴァと何をやっても上手いです。なお早稲田大学在学中にはジャズサークルの仲間にタモリがいたようです(笑)。それでは曲の紹介に移りますが最初は"The song is you and me"(1980年)です。この曲ではスキャットを歌いながら弾いています。

こちらは"No More Dreams"(1991)年です。この曲の後半5:40~5:50辺りで円広志(まどかひろし)の”夢想花”に出てくる”とんで~とんで~とんで~”と同じメロディを弾いてますがこれが偶然なのか増尾のシャレなのかは不明です。(笑)

もう一曲おまけで演奏時間は短いですが自分はこの曲が何故か好きなのでアップします。曲は”Little bit”(1979年)です。文字通り”ほんのチョットだけ”の演奏です。(笑)

続いては鳥山雄司へ移ります。増尾好秋と同様どんなジャンルもこなしますが彼との最初の出会いは1980年代半ばの高中正義のコンサートでした。当時はデビュー間もない頃だったので有名アーティストに帯同して演奏していたようです。さて彼のアコギの演奏は全て一つのアルバムに収めています。それは”Guitarist Solo Guitar AOR Cover Album”(2009年)です。収録曲の全てがヒット曲のカバーなので聞きやすいです。そんな中からまずギルバート・サリバンの”Alone Again Naturally"です。

次はビリー・ジョエルの”Just  the way  you are"です。アコギはエレキのようにうるさくないのでこのような淡々と歌う曲とは相性が良いですね。アコギ演奏の特徴としてはギターの弦と指の間で発生する”ヒュ”っという摩擦音でこれがまた味がありますね、この曲でもその音が結構聞こえてきます。

最後は今年二月に亡くなったバート・バカラックの"Arthur's Theme"です。このアルバムには他にもすEWFの”Fantasy”やグロヴァー・ワシントン・Jrの"Just The Two Of Us” なども収録されておりますのでご興味ある方は聞いてみて下さい。

という訳で今日はアコギをバックに冷たい飲み物と共に涼んで下さい。おしまい。