昨日はフランスの革命記念日でしたね、1789年7月14日はパリ市民がバスティーユ監獄を襲撃した日でこれがフランス革命の始まりとなりました。監獄を襲うという行為は暴動ですからそれを革命記念日=建国記念日=パリ祭の由来とするフランス人の思考回路はある意味すごいなと思います。それと確か国歌の歌詞も革命由来でかなりエグイ内容になっていると記憶しています。

それで思い出したのが以前勤めていた職場に中途で入社してきたフランス人の食事マナーです。当時は25~30才ぐらいのお兄ちゃんでしたがその彼が歓迎会でなぜか料理を少しづつ残していたので痺れを切らした誰かが”何で残すの?”って聞くと彼曰く、フランスでは少し残すのが食事のマナーなんだとか。何故かと聞くと少し残すことで”自分は食べ物に困っていない家庭で育った人間であることの証明”になるんだそうです。はあ~?って感じです。(笑)

それでこのように食べ物を残す習慣が他の国にもあるのかと調べてみましたら中国にもその習慣があるようです。自分は実際の現場に出くわしてはいませんがその理由は綺麗に残さず食べるのではなく、一口分程度残すことで”食べきれないほど十分に料理を提供して貰い、満足だった”という気持ちを表すようです。う~ん(笑)。

あとインドなどでは、お皿の料理を”すべて食べ切る=おかわりを求めるサイン”となってしまう場合もあるのできれいに食べ切ることが国外では必ずしも正解にはならないようです。逆に外国人には日本人の食事のマナーで理解できない事があるんだろうなとも思いました。

と言う訳で本日は食事マナーについてのご紹介でした。おしまい。